タイトルの意味を考える。

劇団words of hearts 第18回公演「この生は受け入れがたし」

【あらすじ】

東北地方にあるとある田舎町にある寄生虫研究所。ここに東京から新たに研究員の昭夫が赴任してきた。研究熱心な昭夫とは対照的に、妻の由美は田舎の暮らしになかなか馴染めずにいる。このままじゃいけないと、由美は寄生虫について学ぼうとする。そこで由美は昭夫意外の研究員の様々な面を知る。元夫とその家族との確執、東日本大震災の経験などの話を聞くうちに、由美の中で小さな変化が芽生えていく。

今回の公演は「この生は受け入れがたし」です。響きが素敵でなかなか好きなタイトルです。でもこれって意味が分かりにくくないですか?受け入れがたい「生」ってなんだろう。最近、頭のなかでこの疑問がぐるぐると回っています。

受け入れがたい「生活」、受け入れがたい「生き方」、受け入れがたい「寄生虫」、受け入れがたい「生き物」、受け入れがたい「生き甲斐」等々。

これから稽古を重ねていくと何か見えてくるのかもしれません。もしかしたら一つに定まらないのかもしれません。きっと考え続けること自体に意味があるのです。当日、見て頂いたお客さんが感じてくれたものこそが答えなのだと思います。皆さんと答え合わせをしましょう。

劇場でお待ちしています。

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