いよいよ勝負の旅に出る!

【あらすじ】

東北地方にあるとある田舎町にある寄生虫研究所。ここに東京から新たに研究員の昭夫が赴任してきた。研究熱心な昭夫とは対照的に、妻の由美は田舎の暮らしになかなか馴染めずにいる。このままじゃいけないと、由美は寄生虫について学ぼうとする。そこで由美は昭夫以外の研究員の様々な面を知る。元夫とその家族との確執、東日本大震災の経験などの話を聞くうちに、由美の中で小さな変化が芽生えていく。

まちだです。

先日、稽古場での作業を終了しました。いよいよ火曜日から劇場にこもります。舞台監督が立てたタイムスケジュールの下、舞台を建て、照明と音響の調整をして、俳優は舞台上で最終チェックをします。制作チームは客席の管理、衣装や小道具は担当のブツを配置し、演出助手はその他の雑事に奔走します。それぞれが各々の役割を把握し、きっちりとこなしてくれています。正に「チーム」、頼もしい面々です。このメンバーで本番を迎えられることを本当に嬉しく思います。

最終日の通し稽古も素晴らしいものでした。もちろん小さなミスがあるにはあるんですが、それが些末なことを思えるような躍動感と疾走感を体現してくれました。決して動きの派手なお芝居ではないのですが、その場の空気が大胆にうごめく舞台です。息をのんで見つめる瞬間が何度も訪れます。濃厚な70分をお見せします。

いよいよ25日(木)から始まります。

寄生虫、嫉妬、偏見、震災、夫婦、家族。様々な者を抱えた人々が集います。現代社会を生きる僕らはきっと舞台上の誰かに共感するでしょう。そのとき様々なことを感じると思います。終演後、それを聞かせてほしい。「この生は受け入れがたし」に関わった者同士、「何か」を共有したいのです。劇場でお待ちしています。

舞台「この生は受け入れがたし」は、4/25-28@ターミナルプラザことにパトスで上演します。上演時間は約70分。劇場にはその30分前から入場できますが、実はその時点で何かが既に始まっています。更にお楽しみ頂けるよう、可能であればお早めにご来場ください。

チケットのご予約は当サイトの「新作公演情報」から最下部の「チケット購入はこちら」からどうぞ。

俳優やスタッフに直接ご連絡してくれてもOKです。

是非とも劇場でご覧ください。お待ちしています。

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