まっちぃによるキャスト紹介①~小沼なつき編~

劇団words of hearts 第18回公演

「この生は受け入れがたし」

【あらすじ】

東北地方にあるとある田舎町にある寄生虫研究所。ここに東京から新たに研究員の昭夫が赴任してきた。研究熱心な昭夫とは対照的に、妻の由美は田舎の暮らしになかなか馴染めずにいる。このままじゃいけないと、由美は寄生虫について学ぼうとする。そこで由美は昭夫以外の研究員の様々な面を知る。元夫とその家族との確執、東日本大震災の経験などの話を聞くうちに、由美の中で小さな変化が芽生えていく。

WOH初出演です。個人的にはなつきさんの所属団体「座・れら」でご一緒させて頂いています。今回は、夫の仕事の都合で都会から田舎に引っ越してきた「由美」を担当してもらっています。慣れない環境や言葉(方言)にストレスを感じ、夫が取り組んでいる仕事も理解できず、孤独感に苛まれる毎日を過ごしてる彼女。それでも現状を打開するために夫が勤務する寄生虫の研究所に出入りし、寄生虫について学ぼうするのですが、そうしているうちに由美の中で小さな変化が芽生えていくのです。

いわゆる主演なのですが、自らが事を動かす役回りではありません。周りの話を聞き、翻弄され、内心イラつきながらもじっとしているのです。これは俳優としては結構な負担だと思うのですが、持ち前の涼やかさで対応してもらっています。寄生虫学者たちに放つ絶妙なツッコミに毎回笑わされています。またラストシーンでなつきさんが見せるいくつかの小さな振る舞いは本当に素敵です。稽古中でもジーンとしてしまいます。このシーンのために「小沼なつき」という人はここにいてくれているんだなと感じています。

稽古場では控えめながらも存在感は充分。それがお酒の席になると更にパワーアップするのです。座組きっての酒豪です。そんなギャップも彼女の魅力ですね。

そんな小沼なつきが出演する舞台「この生は受け入れがたし」は、4/25-28@ターミナルプラザことにパトスで上演します。上演時間は約70分。劇場にはその30分前から入場できますが、実はその時点で何かが既に始まっています。更にお楽しみ頂けるよう、可能であればお早めにご来場ください。

チケットのご予約は当サイトの特設ページから。下にある「チケット購入はこちら」よりご予約ください。

俳優やスタッフに直接ご連絡してくれてもOKです。

是非とも劇場でご覧ください。お待ちしています。

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