まちだ、ついに手術を決断する!

まちだです。

全く個人的なことではありますが、6月17日~24日まで入院することになりました。
左の尿管の一部が細くなっている「尿管狭窄」という疾患の治療のためです。
若い時分から体質的に尿管結石になりやすく、数年に一度はあの地獄のような痛みに悩まされていました。最近はすっかりベテランとなり、痛みの前兆を感じ取れるまでになりました。年齢を重ねるたびにその間隔は狭くなり、ここ数年は毎年発症する有様。

僕の場合、毎回尿管の同じ場所で詰まるので、その影響でその部分がすっかり細く固くなってしまっているのです。これが尿管狭窄という症状ですね。当然のことながら、尿管が細くなるとおしっこの流れが滞ります。これがひどくなると尿管結石と同じ症状が出るのです。背中の耐え難い痛みとパンパンに腫れた腎臓。もうこうなるとどうしようもありません。だって結石が詰まっていないのに痛いんですから。しばらくは患部にステント(尿管を広げる管)を入れて対処していましたが、病院側の話だと「これはこのままではもう尿管が広がることはない」とのこと。そこで提案された患部を切除する手術を決断しました。

先日、病院で打ち合わせをしてきました。狭窄部分は膀胱に近い側で長さは1㎝弱程度。レントゲン写真を見せてもらいましたが、素人目にも狭窄部分がはっきりと分かるのです。

「ここの部分が狭くなってるんですよね」(担当医)
「ああ、やっぱりこれは切るしかない感じですね」(まちだ)

そんな生意気なことを言いながら打ち合わせは進みます。

人生初の開腹手術。基本路線としては患部を切除して、残った尿管同士を繋ぐというものです。しかし担当医曰く、もし繋ぐことで尿管に必要以上のテンションがかかると尿管全体が細くなり逆効果になりかねないとのこと。ということで第2のプランを提案されました。

「ここ。狭窄部分が膀胱に近いですよね」
「はい」
「ですから、場合によっては膀胱の一部を切り取って」
「は?」
「切り取った膀胱をめくります」
「めくる?」
「めくった膀胱と健康な尿管を直接繋ぎます」
「…………」

意味分かんないでしょ?
よほど僕がキョトンとした顔をしていたのだと思います。担当医が更に説明してくれました。それをまとめるとこんな感じです。
超アナログですが、まあそれも味わい深いということで。

これが現状です。左尿管の一部が異様に細くなっているが分かります。担当医曰く、石化しているかもしれないとのこと。なので元には戻らないそうです。このたった1㎝部分が長年僕を苦しめてきた元凶なのです。

先ずは細くなった左尿管をごそっと切除します。そして膀胱の一部(表面?)をさくっと切り、短くなった左尿管側にめくって補うのです。

残った健康な左尿管とめくった膀胱を繋ぎ合わせます。これで狭窄部分はすっかりなくなりますね。膀胱のめくり取られたどうなるんでしょう。どうにかして繋ぎますよね。まさかめくったまま剥き出しなんてことはないですよね?

どちらのプランにするかは状態を見てから判断するとのこと。全身麻酔なので僕がどっちだったのかを知るのは全てが終わって目が覚めてから。どちらにしても担当医を信じて、無事に終わることを祈るのみ。

この手術が終わっても、腎臓に結石が出来やすい体質が治る訳ではないので、食事面等で気を付けなければならないことに変わりはありません。思えば尿管結石の症状が初めて出たのは27歳のとき。今でこそ発症しても「嗚呼、またか」程度の薄いリアクションですが、初めて体験したときはマジで死ぬかと思ったものです。なので「詰まりにくい」というファクターが消えるのは、何とも言えない安心感があります。

入院期間はSNS等で生存報告をしようと思っていますが、なにせここまでの大がかりの入院は初めてなので、術後の体調面も含めて連絡が取りにくくなる可能性もあります。その際はご了承ください。こう見えても正直ビビっているので(笑)、応援メッセージは大歓迎です。

ということで、実際の入院生活の様子は後日ご報告しますね。

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