劇団words of hearts第19回公演
「博士と過ごした無駄な毎日」
クラウドファンディング実施中です。
9月2日現在の支援額は¥219,000。
本当にありがとうございます。
皆様の温かい心に触れたようで、身震いする想いです。
目標は¥1,500,000、まだまだこれからなのです。
周りの方々にも、こんなのがあるよとお伝えいただければ更に幸いです。
引き続き、ご支援、お待ちしております。
▶https://actnow.jp/project/words_of_hearts/detail
「博士と過ごした無駄な毎日」は北海道の史実に基づいた物語です。
太平洋戦争末期、江別に設立された江別製作所で木製戦闘機「キ106」が製造されていたのをご存じですか?
この舞台は当時、その国策事業に携わった人々を描いています。
そこには女学校を卒業したばかりの女工さんも数多くいました。
暗くなりがちな時代、それでも彼女たちは青春を謳歌していました。
目いっぱい笑って、懸命に仕事をして、大人をからかって、時には喧嘩もして。
それは現代の若者とさほど変わらない姿だったはずです。
そして終戦を迎え、江別製作所は閉鎖。
キ106の設計図など、関係書類は全て廃棄処分の命令が下されました。
しかし、ここで働いていた「誰か」が書類の一部を持ち出し、ジュラルミンケースに入れ、江別近郊を流れる早苗別川の河畔に埋めました。
それは正に自分の存在を未来に示すかのように。
その想いが結実するのは49年後の1994年。
そこで初めて、江別で木製戦闘機が製造されていたことが世に知らしめられたのです。
しかし今、このことを知らない人が少なからずいます。
この舞台を上演して、今よりもっと木製戦闘機キ106のことを知ってほしい。
北海道にそんな歴史があったことを知ってほしい。
そんな舞台にしたいと思っています。
しかし、公演を行うにはお金がかかります。
実は昨今の物価上昇の影響も強く受けています。
今まで通りでは思うような舞台が創れないと判断して、今回、クラウドファンディングに挑戦しています。
図々しいお願いであることは承知していますが、是非とも目標を達成したいのです。
是非ともご検討をお願い致します。