今回、劇団words of heartsは、北海道の史実を基にした舞台「博士と過ごした無駄な毎日」を上演するにあたって、多くの方々のご支援を賜りたく、クラウドファンディングを実施することに致しました。
太平洋戦争末期の江別市(当時は江別町)では、木製の戦闘機「キ106」が製造されていました。昭和19年7月からのおよそ1年間で3基の「キ106」が製造され、2機が試験飛行を行いました。終戦を迎え、一機も戦地の赴くことはありませんでしたが、戦後の混乱の中、木製戦闘機「キ106」の存在は、1994年に江別市内で資料が発見されるまで人々の記憶から忘れ去られてしまいました。現在も、この事実を知らない人は多いです。
北海道で活動をしている団体として、当時、製造に携わっていた先人の想いを後世に残したい。そこで2022年に舞台化しました。見てくださった方々から戦争を新しい切り口で描いた物語として高評価を頂きました。そして2024年10月に札幌で再演が決まり、更には戦後80周年の2025年には当地である江別市で上演できることになりました。そこでどうしても発生する資金面の問題解決のために、クラウドファンディングを実施することに致しました。皆様から頂戴したご支援を公演費の一部に充てます。
プロジェクトは8月20日からスタートします。目標金額は150万円です。ご支援をして頂いた方々には、公演のご招待や公演DVDのプレゼント、出演者のお礼ビデオメッセージ、舞台裏を見学出来るツアー等の舞台公演ならではの魅力的なリターンをご用意しております。詳細はACTNOW(https://actnow.jp/)をご覧ください(直接お振込みをご希望される方はその旨ご連絡ください)。
その他、ご意見やご質問がありましたらご遠慮なくご連絡ください。
公演の成功に向けて、皆様のご支援をお待ちしております。
何卒よろしくお願い致します。
劇団words of hearts 第19回公演「博士と過ごした無駄な毎日」
【あらすじ】
太平洋戦争末期。戦況は日を追うごとに厳しくなっている。国策として決められた木製戦闘機「キ106」の製造場所に選ばれたのは江別町(現江別市)。そこで多くの若者たちが「お国」のために懸命に働いていた。暗くなりがちな環境の中でも、若者たちは自分らしく生きている。そして昭和20年6月11日。ついにキ106一号機の試験飛行が行われた。大空を飛び立つキ106。固唾をのんで見守る人々が目にしたものは……。
【札幌公演】
2024年10月17日(木)~20日(日)
17日(19:30)
18日(15:00&19:30)
19日(14:00&18:30)
20日(14:00)
@生活支援型文化施設コンカリーニョ(札幌市西区八軒1条西1丁目2ザ・タワープレイス1F)
【江別公演】
2025年6月7日(土)18:00
@えぽあホール(江別市大麻中町26-7)